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5分で詳しくなる【麦】
5分で詳しくなる【麦】

5分で詳しくなる【麦】

世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、第三回のテーマは「麦」です。

11月6日は、いい麦の日だそうです。

様々な物の原材料になっている麦ですが、どんな種類があって、それぞれどんな特徴があるのでしょう?

この記事を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!

 

 

 

大麦と小麦

麦の中でも代表的な種類が、大麦と小麦です。

大小と付きますが粒や植物の大きさに大差はなく、語源は諸説あります。

また、英語ではbarley,wheatと全く違います。

大きな違いは成分で、大麦はホルデインが含まれ吸水性が高く、小麦は粘りのもとになるグルテンが含まれています。

 

 

 

大麦

1万年前から栽培されている穀物で、ビール類ウイスキー麦焼酎麦茶などに使われます。

血糖値の上昇と脂肪の吸収を抑える働きがあり、75歳まで生きた徳川家康も麦ご飯を好んで食べていました。

また、日露戦争中に脚気が流行した際、麦食を取り入れて健康が保たれたそうです。

 

 

 

 

小麦

米、トウモロコシと並んで世界三大穀物の一つです。

小麦に水を加えると、弾力性と粘着性を持ったグルテンが作られるので、モチモチのパンや、コシのある麺ができます。

なみに、グルテンフリーの食品が売られていますが、グルテンアレルギー以外の人の健康に害はありません。


(内閣府 食品安全委員会のFacebookより引用)

 

 

 

小麦粉の種類

『強力粉』

グルテンが多いです。パンや中華まん、ピザなどしっかりした食感に。

 

『中力粉』

程々のグルテンの量で、うどんに最適。

 

薄力粉

グルテンが少なめで柔らかくなるので、天ぷらやケーキなどのお菓子作り、粉ものに向いている。

 

 

 

他の麦

大麦と小麦以外では、

『ライ麦(黒麦)』

痩せた土地でも育ち、堅いパンができる。

 

『オーツ麦(エンバク)』

脱穀、潰して乾燥させるとオートミールになる。

 

『はと麦』

脂肪代謝を促進し、美容に良いお茶に使われる。

 

などの種類があります。

 

 

 

以上、麦についてまとめてみました。

多くの健康に良い効果が出ているので、普段の主食を麦飯に置き換えるだけで、大きな変化があるかもしれません。

だからといって、ビールやウイスキーを飲みすぎないように、気をつけてくださいね!

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