世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、今日のテーマは「和牛」です。
『◯◯牛』と呼ばれるブランド牛はたくさんありますが、なぜ高いのでしょうか。
そして、数ある和牛の中でも上位に君臨する三大和牛とは?
この記事を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!
和牛はなぜ高い?
和牛は日本の在来種をもとに、飼育基準をクリアした牛だけを指します。
① 血統書があるほど管理が徹底するので、繁殖のコストが高い。
② 飼育期間が2~3年程と、一般の肉牛の倍近い。
③ 肉質を良くするため、餌代が高くなる。
等のため、値段が高くなります。
和牛の種類
和牛は黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種の4種類とそれらの交雑種です。
銘柄牛は全国で300種類以上あり、それぞれ推進団体が基準を定めています。
食品を知的財産として守る『地理的表示法』には、10品の牛肉が登録されています。
① 神戸ビーフ
(神戸牛 (A4等級以上)【最高級 赤身ステーキ】 150g×2枚セット(300g)個体識別番号付き)
三大和牛の一つ、神戸ビーフです。
兵庫県で生産された但馬牛の中で条件を満たしたものを神戸ビーフと呼ぶので、神戸牛という牛はいません。
「世界で最も高価な9種類の食べ物」に選ばれたこともあるくらい、海外でも評価が高い牛肉です。
② 松阪牛(まつさかうし)
(松阪牛 A5等級 【最高級 霜降り松阪牛】 すき焼き しゃぶしゃぶ用 4~5人前(800g) )
三大和牛の一つ、松阪牛は三重県中部で生産されています。
食欲増進のためにビールを飲ませたり、肉を柔らかくするため体をマッサージしたりすることもあります。
また、出産を経験していない未経産牛のみという規定もあります。
③ 近江牛
(近江牛 A5等級 近江牛証明書付 高級 霜降り 特別木箱 [600g] )
三大和牛の一つ、滋賀県の近江牛は、生産地が広いのでややお手頃です。
日本で牛肉を食べるのが一般的になったのは明治時代ですが、
それより前から彦根藩は養生薬として幕府から牛肉生産を認めれていたので、日本最古のブランド牛と言えます。
④ 米沢牛
(米沢牛 黄木 すき焼き ギフト 赤身 タレ付 ギフト用 (500g))
三大和牛の一つ、米沢牛です。
実は三大和牛が明確に決まっているわけではなく、4つ候補があります。
生産地の山形県置賜地方は盆地なので、夏は高温多湿、冬は100cmを超える豪雪と厳しい自然環境です。
そのため、身が締まっていて、きめ細やかな霜降りになると言われています。
以上、和牛についてまとめてみました。
普段からおいそれと食べられるようなものではありませんが、たまには贅沢してみるのはいかがですか?
「いいお肉はいいお店で食べたい!」
という方は、旅先で食べるのも素敵な思い出になりそうですね!