世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、今日のテーマは「紅茶」です。
日本で茶といえば緑茶を指すことが多いですが、英語でteaといえば紅茶を指します。
しかし、紅茶も緑茶もどちらも同じ木からできているのです。
この記事を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!
紅茶の基本
チャノキから摘んだ茶葉を放置してしおれさせます。(萎凋/いちょう)
葉の組織を砕くために揉み込み(揉捻/じゅうねん)、湿度の高い部屋で寝かせて酸化発酵を促します。
カテキンが赤褐色のテオフラビンへと変化して、紅茶の色や香りが作られます。
紅茶の種類
紅茶は産地名がそのまま銘柄になります。
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インドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキーマンが世界三大紅茶と言われています。
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アールグレイはベルガモットで柑橘系の香りをつけた、フレーバーティーの一種です。
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ブレックファスト、アフタヌーンのようなブレンドティーもあります。
紅茶の産地
紅茶は20ヶ国ほどで生産されており、海抜が高いと高品質になります。
北緯45度から南緯35度までのティーベルトと呼ばれるエリアに産地が集まっています。
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生産量1位は中国、2位はインドですが、国内消費が多いため輸出量では3位ケニアや4位スリランカが多いです。
なお、スリランカがある島がセイロン島といい、1972年までは国の名前もセイロンと呼ばれていました。
紅茶の歴史
海上貿易を行っていたオランダによって、中国の茶がヨーロッパに持ち込まれました。
当初は薬用として広まりましたが、当時の高級品の茶葉に砂糖を入れて飲むことが贅沢としてイギリス貴族の間に広まりました。
その際に、現地の好みに合わせて緑茶から半発酵茶、紅茶へと変化していきました。
そして、大英帝国の植民地だったインドやスリランカで大量生産が始まりました。