世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、今日のテーマは「玉ねぎ」です。
玉ねぎといえばスーパーに行けば必ず見かけるおなじみの野菜ですが、なんと2つも特筆すべき成分が含まれています。
この記事を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!
タマネギの基本
ヒガンバナ科ネギ属の多年草で、肉質の葉が重なって球状に肥大した地下茎が食用とされています。
人類が狩猟から農耕社会へ移行する際に栽培されたといわれる、現存する最古の栽培植物の一つです。
寒冷地でも栽培でき保存が効くので、世界中で作られています。
玉ねぎの産地と旬
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明治に入り日本で最初に試験栽培が始まった北海道が、国内生産量の60%以上を占めています。
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兵庫県(特に淡路島は甘いと人気です)と佐賀県が2位、3位です。
一般的に春が旬だと言われますが、産地が広く秋撒きだけではなく春撒きもあるので、年間通して流通しています。
新玉ねぎ
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品種ではなく、収穫後の処理に違いがあります。
一般的な玉ねぎは収穫後に表皮を乾燥させることで保存性を高めるのに対して、新玉ねぎはすぐに出荷されます。
そのため、皮が薄くて柔らかく、辛味も弱いので生で食べることもできます。
目に染みる理由
玉ねぎを切るなどして細胞を壊すと、アミノ酸と酵素が反応して硫化アリルという物質ができます。
揮発性(きはつせい/蒸発のしやすさ)が高い成分で、目や鼻の粘膜を刺激します。
切る前に冷やしておいたり、水につけながら切ると気化を抑えることができます。
玉ねぎの栄養
辛味と香りの素になっている硫化アリルは、血栓の生成を予防するため、血液がサラサラになり動脈硬化を防ぎます。
また、野菜の中でも特に多くケルセチンが含まれていて、脂肪分解を促しコレステロールを下げる作用もあります。