~世界の解像度を上げるブログ~
5分で詳しくなる【春の七草】
5分で詳しくなる【春の七草】

5分で詳しくなる【春の七草】

世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、今日のテーマは「春の七草」です。

1月7日は七草粥を食べる日ですが、入っている7種類の草には、それぞれ意味が込められているんですよ。

この記事を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!

 

 

 

七草粥

春の七草が入ったお粥で、無病息災や長寿健康を願って1月7日の「人日(じんじつ)の節句」に食べられます。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種類の野草を使いますが、東北など雪深い地域は根菜やこんにゃく、厚揚げなどを代わりに入れることもあります。

 

 

 

春の七草とその意味

★ 芹(せり)

水辺に生えている多年草。『競り勝つ』という願いを込めて入れられる。

 

 

★ 薺(なずな)

ぺんぺん草とも呼ばれるアブラナ科の植物。

『撫でて汚れをとり除く』という願いを込めて入れられる。

 

 

★ 御形(ごぎょう)

別名・母子草。御形は『仏の体』という意味をもつ。

 

 

★ 繁縷(はこべら)

腹痛薬や歯磨き粉に使われる植物。

『繁栄がはびこる』という願いを込めて入れられる。

 

 

★ 仏の座(ほとけのざ)

別名・コオニタビラコというキク科の植物。

シソ科に同名の植物があるが、そちらは食用ではない。

『仏の安座』という意味をもつ。

 

 

★ 菘(すずな)

蕪(かぶ)の別名。『神を呼ぶ鈴』に見立てられる。

 

 

★ 蘿蔔(すずしろ)

大根の別名。『汚れのない潔白』を表す。

 

 

 

以上、春の七草についてまとめてみました。

「せりなずな / ごぎょうはこべら / ほとけのざ / すずなすずしろ / 春の七草」と和歌のリズムにすると覚えやすいですよ。

スーパーでは七草がまとめて売られていたり、フリーズドライもあったりするので、ぜひ食べてみてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です