世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、今日のテーマは「六曜」です。
カレンダーにある『大安』『仏滅』などの言葉を見たことはあると思います。
どういう順番なのかや、それぞれの意味を知っていますか?
この記事を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!
六曜の基本
14世紀頃に中国から伝えられました。
「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番で回りますが、毎月旧暦1日の六曜が固定されているので、その時だけ不規則になります。
各六曜には吉凶があるので、現在でも冠婚葬祭の日取りに影響を与えることもあります。
★ 先勝(せんしょう・さきかち・せんかち)
旧暦の1月、7月は先勝から始まります。
「先手必勝」を表し、何事も早めに済ますことが良いという考え方から、午前中が吉、午後が凶とされる日です。
六曜では14時までが午前中とされているので、わりと吉の時間が長いですね!
★ 友引(ともびき・ゆういん)
旧暦の2月、8月は友引から始まります。
もとは勝負事が引き分けになる日でしたが、転じて友人を引き込むという意味になりました。
結婚式や入籍の日に良い一方、葬式は避けられることがありますが、六曜は仏教と関係ありません。
★先負(せんぷ・せんふ・せんまけ・さきまけ)
旧暦の3月、9月は先負から始まります。
先勝の反対で午前中は凶、午後から吉ですが、先負の午後は小吉です。
また、「負」という字が入っているので、賭け事や訴訟なども避けたほうが良いと言われています。
★ 仏滅(ぶつめつ)
旧暦の4月、10月は仏滅から始まります。
もとは物滅、物が終わる日でしたが、仏をも滅ぼす仏滅となりました。
何をしてもだめ、全てが凶とされる日なのでお祝い事は避けられますが、縁を切ったり別れ話をしたりするのには適しています。
★ 大安(たいあん)
旧暦の5月、11月は大安から始まります。
「大いに安し」ということで、何をするにも良い日とされています。
結婚式にも一番向いていますが、人気のため予約が取りづらく、費用も上がります。
宝くじの販売店でも、大安の日に宣伝していますね。
★ 赤口(しゃっこう・じゃっこう・しゃっく・じゃっく・せきぐち)
旧暦の6月、12月は赤口から始まります。
陰陽道で、人々を惑わし憤怒を司る赤舌神の日とされていて、万事において凶の日です。
特に、赤という字が火や血を連想させるので、火の元や刃物の取り扱いに注意する日です。
以上、六曜についてまとめてみました。
普段から意識して生活するのは大変そうですが、人生の節目になるような大きなできごとのときは、意識してみてはいかがでしょうか?