世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、今日のテーマは「カスピ海」です。
11月18日はカスピ海ヨーグルトの日だそうですが、5月15日にヨーグルトの日があるので、あえてカスピ海の方を選んでみました。
このアカウントの投稿を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!
世界最大の湖”だった”
カスピ海の面積は37万4千平方kmと、日本の総面積(37万8千平方km)と同じくらいあります。
塩水湖ではあるものの、海水の3分の1の濃度です。
陸地で完全に囲まれているので海ではなく世界最大の湖として知っている方も多いと思いますが、今は違います!
2018年、海に”なった”
湖に面しているロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イラン、アゼルバイジャンの5つの国は、2018年にカスピ海を湖ではなく、海として認定しました。
湖だと沿岸国の共同管理なので航行や採集が自由ですが、海になると排他的経済水域が設定されます。
カスピ海には何がある?
カスピ海はチョウザメが生息し、キャビアの9割がここで生産され、1991年までソ連とイランで湖の資源として分けあっていました。
しかし、ソ連崩壊後に沿岸国が増え、さらに原油と天然ガスが湖底にあることがわかり、権利競争が始まりました。
アゼルバイジャンの領海には大きな油田があり、目覚ましい経済成長を遂げています!
カスピ海ヨーグルト
長寿食文化を研究する日本の教授が、ジョージアから持ち帰った菌で作られたヨーグルトです。
そのため現地にその名はなく、ジョージアもカスピ海に面していません。
通常の乳酸菌より低い温度で増えるので、家庭でも手軽に作りやすいです。
以上、カスピ海ヨーグルトもとい、カスピ海についてまとめてみました!
筆者がトルクメニスタンからアゼルバイジャンまで船で渡った旅行記もぜひ読んでください!