世界の解像度を上げるブログ「せかいぞ」、今日のテーマは「寒天」です。
つるっとした食感が特徴の寒天ですが、一体何からできているのでしょうか?
よく似た存在にところてんがありますが、一体何が違うのか?
この記事を読めば、たった数分だけで詳しくなれますよ!
寒天の材料
寒天を作るには、まずところてんを作る必要があります。
そのところてんの材料は海藻です。特に天草(てんぐさ)、オゴノリなどの紅藻類が使われます。
天草を煮て、その汁を濾して冷やしたものがところてんです。
そして、ところてんを冷凍させ、乾燥させると寒天になります。
寒天の歴史
江戸時代、冬の京都で外に放置したところてんが偶然白い乾物となりました。
屋外に干したところてんが夜間凍り、昼間に解凍されるのを繰り返すと水分が抜けて寒天ができます。
信濃の商人が海のない冬の農家の副業として広め、現在でも長野県は寒天生産で日本一です。
寒天の使い道
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沸騰させると溶け、常温では固まることから、ゼリーや和菓子などに使われます。
主成分は食物繊維なので、腸を整えたり、介護食にも入っています。
また、寒天はカロリーがほぼ0なので、ご飯をかさ増しすることでダイエットに役立ちます。
他にも、カプセル剤はゼラチン製が多いですが、植物性を求める人のために寒天でできたカプセル剤もあります。
さらには、化粧品や芳香剤などを液体からジェル状にするときに加える、最近を培養する実験の下地など、食品以外の用途もあります。
以上、寒天についてまとめてみました!
寒天生産日本一の長野県の友人が、長野県のかんてんぱぱの商品が好きで、特にこのパオパオ杏仁がお勧めだそうです。
私も食べたことがありますが、食感や喉越しが最高でした!
ぜひ、一度お試しあれ!